盛岡・つなぎ温泉を歩く|手づくりと古着、雫石で見つける「古いもの」の価値

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盛岡の街から少し西へ向かうと、御所湖のほとりに「つなぎ温泉」があります。

名前だけ聞くと、ちょっと気になりませんか。

「つなぎって、何をつなぐんだろう?」

そんなことを考えながら周辺を歩いてみると、盛岡手づくり村の工芸、街で見つける古着、御所湖の景色、そして雫石へと、意外なものがひとつの旅の中につながってきます。

手で作られたものが好きな人なら、何年も前に作られた服の生地や縫い方に足が止まることもあるでしょう。

逆に古着が好きな人なら、職人が作る器や木工品を見て、「こういうものも面白いな」と思うかもしれません。

高いから価値があるわけでも、古いから偉いわけでもありません。

「これ、なんだかいいな」

そのくらいでいいんです。

今回は、つなぎ温泉と御所湖を起点に、盛岡の手仕事と古着、そして雫石へ。
少し変わった寄り道をしながら、岩手の旅を歩いてみます。

つなぎ温泉と御所湖|旅の始まりは、ちょっと気になる名前から

盛岡の中心部から西へ。街並みが少しずつ遠ざかってくると、御所湖の水辺と、その先に広がる山々が見えてきます。

その湖畔にあるのが、今回の旅の起点にしたつなぎ温泉です。

「つなぎ温泉」。

やっぱり、ちょっと変わった名前です。

温泉街そのものを目的にして、ここで一日ゆっくり過ごすのももちろんいい。でも今回は、ここから少し外へ出てみます。

御所湖の周辺には、盛岡の手仕事に触れられる場所があり、少し足を延ばせば雫石。そして盛岡の街へ戻れば、古着を探して歩く楽しみもあります。

温泉、湖、工芸、古着。

こうして並べると、あまり関係がなさそうです。

でも、急いで観光地を回るのではなく、「自分がちょっと気になるもの」を拾いながら歩く旅なら、このくらいバラバラな方が面白い。

「今日は何を見る?」

「とりあえず、手づくり村に行ってみようか。」

盛岡手づくり村|「作ったもの」を見ると、少し立ち止まりたくなる

盛岡手づくり村に入ると、いわゆる観光施設とは少し違った空気があります。

並んでいるのは、誰かの手を通して作られたもの。

器や木工品、染め物、昔から続いてきた盛岡の手仕事。完成した品を見るだけでも楽しいのですが、面白いのは、その向こうに**「どうやって作ったんだろう?」**が見えてくることです。

「これ、いいね。」

「でも、何がいいんだろう?」

そんなものって、ありますよね。

形なのか、手触りなのか。少し不揃いなところなのか。

大量に同じものを作る世界とは違って、作った人の手がどこかに残っています。

だから、手づくりが好きな人は、値札を見る前にまず品物を見ます。

ここが今回の旅では、ちょっと大切なところです。

古着も、実はよく似ています。

何年も前に作られたシャツを手に取って、生地を触ったり、ボタンを見たり、縫い方を眺めたりする。

「古いから欲しい」のではなく、「今見ても、これいいな」が先に来る。

盛岡手づくり村を歩いていると、そんな感覚が少しずつ近づいてきます。

手仕事を見たあとなら、盛岡の街で古着を見る目も、いつもとは少し変わるかもしれません。

盛岡で古着を見る|「古い」より先に、「これ、いいな」がある

手づくり村で、作る人の手や道具を見たあと。

盛岡の街へ戻って古着を見ると、少しだけ見え方が変わります。

古着屋に入って、ずらりと並んだ服を見る。

「何か探してる?」

「いや、特には。」

たぶん、それくらいがちょうどいい。

一着ずつ見ていくと、今の服とは少し違う生地だったり、ボタンだったり、妙にしっかりした縫い方だったり。

ブランドや年代を知らなくても、手が止まる服があります。

ブランドや年代を知らなくても、なぜか手が止まる服があります。
手づくりの器や木工品を見たときと、案外よく似ています。

手づくりの器や木工品を見たときと、案外よく似ています。

もちろん、古いものなら何でも価値があるわけではありません。

値段が高ければいいわけでもない。

何年に作られたとか、将来いくらになるとか、今回はそこまで考えなくていいでしょう。

着てみたい。
触ってみたい。
ちょっと面白い。

それで十分です。

東京の古着街を歩くのとは違って、旅の途中でふらっと古着屋を覗く。

そんな寄り道が一つ入るだけで、盛岡の街が「観光する場所」から、少し違った場所に見えてきます。

手仕事を見る目と、古着を見る目。

その二つを持ったまま、今度は街を離れて雫石方面へ向かいます。

❓❓手仕事の最中にカメラを向けるのも、ちょっと野暮なんですが。

「すいません~、少しだけいいですか?」

ひと声かけて、ほんの短い時間だけ。
そんな残し方なら、旅の邪魔にもならない気がします。

*こんな瞬間の切り取りは、本当にヒア汗ものですが?記憶にのこりますよね?

雫石へ|道の駅で見つける、旅の途中の小さな楽しみ

盛岡の街を離れて、今度は雫石方面へ。

ここまで来ると、「次は何を見る」というより、少し気分のままに動きたくなります。

立ち寄りたいのが、道の駅 雫石あねっこ

地元の野菜や加工品、お菓子や土産物を眺めていると、観光地とはまた違った土地の顔が見えてきます。

「これ、何だろう?」

「ちょっと食べてみる?」

そんなものが一つ見つかれば、それで十分。

ソフトクリームを食べてもいいし、気になる地元の品を一つ買ってもいい。時間があれば、少しゆっくりしていくのもいいでしょう。

手づくり村でも、古着屋でも、道の駅でも。

やっていることは案外同じです。

自分の目に止まったものを、ちょっと覗いてみる。

手づくり村でも、古着屋でも、道の駅でも。
やっていることは案外同じです。

自分の目に止まったものを、ちょっと覗いてみる。

次にどこへ行くかは、だいたい頭の隅にあります。
でも、急ぐほどの予定でもありません。

「そろそろ戻ろうか。」

そんな頃には、もう夕方。
御所湖の方へ戻り、つなぎ温泉へ向かいます。

戻るころには、少し足も疲れてきます。
今日見たものをあれこれ思い出しながら、最後はつなぎ温泉へ。

「つなぎ温泉の宿を見てみる」

温泉に入って、あとはゆっくり。
今日は、ここで終わりです。

まとめ:「これ、なんだかいいな」を拾う盛岡・雫石の旅

盛岡手づくり村で手仕事を見て、街では古着を覗き、雫石では気になったものに少し足を止める。

振り返ってみると、ずいぶんバラバラな旅です。

でも、旅先ではそのくらいが面白いのかもしれません。

「これ、なんだかいいな。」

理由は、あとから考えればいい。

手で作られたものも、時間を経た服も、道の駅で偶然見つけたものも、自分の目に止まったなら、それがその日の小さな発見です。

そして最後は、御所湖のほとりのつなぎ温泉へ。

盛岡と雫石の間を少し気ままに歩いてみると、観光地を順番に回るだけでは見つからない岩手の面白さが、ひとつくらい残るかもしれません。

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