高円寺の古着屋はなぜ面白い?昔の服が新しく見える、大人の街歩き

「高円寺ルック商店街で古着を楽しむ大人の男女|昔の服が新しく見える街歩き」

ジーンズに、少しきちんとしたジャケット。

今では珍しくない組み合わせですが、昔は「普段着と仕事着を一緒にするの?」と感じた人もいたでしょう。

ところが、一度その面白さを知ると、不思議と自然に見えてくる。

高円寺ルック商店街の古着屋には、そんな昔の常識が少し変わって見える楽しさがあります。

懐かしいワンピース、音楽の記憶がよみがえるTシャツ、今の服にも合わせられそうなジーンズ。

今回は、服に詳しくなくても楽しめる、高円寺の古着屋の世界をのぞいてみます。

昔は意外だった組み合わせが、今では当たり前に

「ジャケットとジーンズ、デニムと柄物スカートを組み合わせて街歩きを楽しむ大人の男女」

ジーンズとジャケットだけではありません。

女性なら、ロングスカートにスニーカー。ワンピースにデニムジャケット。以前は違う場面で着ていた服が、今では自然に組み合わされています。

考えてみれば、ファッションの面白さは、流行を追いかけることだけではないんですね。

昔の服を今の服に合わせる。きれいめな服に、少しくだけたものを加える。

ときには和装の羽織や民族調の小物まで、普段着の一部になることがあります。

「そんな組み合わせもあるのか」

そう感じた瞬間から、いつもの服が少し違って見えてきます。

そして、昔の流行を知っている50〜60代には、若い人とは別の楽しみがあります。

懐かしさと新鮮さを、同時に味わえることです。

*「昔は意外だったジーンズとジャケットの組み合わせも、今ではすっかり定番になりましたね。

古着の世界も、昔を懐かしむだけでなく、若い世代の新しい感性に触れられるところが面白いと感じます。

皆さんも、昔は考えられなかったのに、今では当たり前になった着こなしを思い出すことはありませんか?」

高円寺ルックの古着屋で、三つの違う世界に出会う

「羽織とジーンズ、スカーフとデニムなど、和装と洋服を組み合わせた大人のファッション」

高円寺ルック商店街には、同じ「古着屋」でも、扱う服や文化が異なる店があります。

LOVER SOUL|昔のワンピースが、今では新鮮に見える

LOVER SOULは、1991年に高円寺で創業したレディース古着店。

1960〜80年代の服を中心に、Aラインのワンピースやミニスカート、サイケデリックな柄のブラウス、バッグなどを扱っています。

この年代の服を見て、「昔、こんな柄があったな」と感じる人もいるでしょう。

でも、同じ柄を初めて見る若い世代には、まったく新しいデザインに映るかもしれません。

同じ一着なのに、見る人の年代で印象が変わる。

古着屋の面白さは、そんなところにもあります。

Bodies|音楽やアニメの思い出まで、服になる

Bodiesは、パンクやロックなどの音楽文化、アニメ、ストリートファッションに関わる古着を扱う店です。

バンドTシャツを見れば、服のデザインより先に、昔聴いた曲を思い出す人もいるかもしれません。

一方で、音楽を知らなくても、その絵柄や色づかいにひかれる人もいるでしょう。

服を選ぶ理由は、形や値段だけではありません。

音楽、映画、アニメ。自分が好きだった文化と、思いがけず再会できる。

そんな楽しみ方もあるんですね。

ブレッソン・アール|気負わず、試してみる楽しさ

ブレッソン・アールは、ジーンズ、ミリタリー、紳士服、婦人服、子供服、小物まで、幅広い品ぞろえが特徴です。

古着に詳しくない人なら、最初から珍しいヴィンテージを探す必要はありません。

普段はいているジーンズに合いそうなシャツ。いつものジャケットに加えられそうな帽子。

そんな身近なところから探すのも面白そうです。

店には試着室も案内されています。

「見るだけのつもりだったけれど、ちょっと着てみようかな」

その気持ちが生まれたら、もう立派な古着屋の楽しみ方です。

和装も洋服も。組み合わせに正解がない面白さ

「古着屋で柄物ジャケットを試着し、鏡を見ながら新しい着こなしを楽しむ大人の女性」

ここで少し、古着屋から普段の暮らしに目を向けてみましょう。

例えば、羽織にジーンズ。

和装と洋装という、もともとは別の世界にあった服を組み合わせると、思いがけない雰囲気が生まれます。

女性なら、昔の柄物スカーフをシンプルなシャツに合わせるだけでも印象が変わります。

男性なら、古いジャケットを今のパンツと組み合わせてみる。

必ずしも高価な服を買う必要はありません。

むしろ、手元にある服と、何か一つ違うものを組み合わせるところに面白さがあります。

もちろん、どんな組み合わせも必ず似合うわけではありません。

でも、そこが楽しいところ。

「これはどうだろう?」と考える時間そのものが、ちょっとした遊びになるんですね。

見ているだけの人が、いつの間にか参加している

「高円寺ルックの古着屋を眺めながら、夫婦でレトロファッションの街歩きを楽しむイメージ」

古着屋へ入ったからといって、何かを買わなければならないわけではありません。

「これは懐かしいね」

「こんな着方もあるんだ」

夫婦や友人同士で話しながら見て歩く。それだけでも十分に楽しめます。

ところが、気になる一着を見つけると、少し事情が変わります。

「これ、家にあるジーンズに合うかな?」

「昔持っていた服、まだ残っていたかな?」

そんなふうに、自分のこととして考え始める。

見て楽しんでいた人が、いつの間にか楽しむ側の一員になっている。

今回の街歩きで、いちばん面白いのはその瞬間かもしれません。

気になる服が見つかれば試してみる。見つからなければ、また別の店へ。

そのくらい気軽な楽しみ方が、高円寺には似合います。

高円寺ルックを歩くなら、次の一軒も楽しみに

高円寺ルック商店街を歩くときは、最初から買うものを決めすぎなくてもよさそうです。

昔懐かしい服を探す。好きだった音楽に出会う。今の自分にも合いそうな一着を見つける。

同じ商店街でも、店を一軒変えるだけで、見える世界が変わります。

そして、古着の面白さは、若い人だけのものではありません。

昔を知っている人だからこそ気づく変化もあれば、今だからこそ楽しめる組み合わせもあります。

懐かしいと思った一着が、次の新しい楽しみになる。

そんな発見を探しに、高円寺を歩いてみるのもいいですね。

商店街の位置や歩く順番は、既存の「高円寺ルック商店街ガイド」で紹介しています。初めて訪れる方は、そちらも参考にしてみてください。

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駅を降りて商店街へ入り、気になる店をのぞきながら歩く。名物を食べたり、少し脇道へ入ったりすると、有名観光地だけでは分からない町の面白さが見えてきます。

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ライターについて 街の地層とレトロな風景を記録する街歩きライター。日々の散歩で感じた空気感を記事にしています。 プロフィール・活動実績はこちら

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