
福井を代表する観光地、東尋坊。
日本海に切り立つ断崖を一度は見てみたい――そんな理由で訪れる人も多い場所ですが、実際に旅の予定を組んでみると、東尋坊だけで帰ってしまうのは少しもったいありません。
断崖へ向かう途中には海鮮や浜焼きが並ぶ商店街があり、海から断崖を見上げる遊覧船もあります。少し足を延ばせば、赤い橋を渡って歩く雄島、さらに北前船で栄えた三国湊の町並みへ。
「崖を見る観光」だけで終わらせず、海を見る、食べる、歩くまでつなげると、東尋坊の旅はぐっと面白くなります。
今回は東尋坊を中心に、雄島と三国湊まで楽しむルートを紹介します。
*泊まって楽しむ国内旅行ガイド|温泉・港町・道の駅をめぐる旅
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東尋坊|まずは日本海に切り立つ断崖へ

東尋坊に着いたら、最初はやはり断崖へ。
約1kmにわたって続く岩壁は、写真で見るよりも、実際に海を前にしたときの方が距離感や高さを感じます。
海沿いを歩けば見る方向によって岩の形も変わり、日本海の波が岩場へ入ってくる様子も見えてきます。
東尋坊の凄みのある、断崖と波の動きは、動画でも残しておきたい景色です
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~「東尋坊って、崖を見るだけじゃないの?」
最初はそう思っていても、岩場を少し歩くだけで印象は変わります。
ここでは急いで次へ進むより、海を眺めながらゆっくり歩くくらいがちょうどいいでしょう。
ただし岩場は足元が平らではありません。歩きやすい靴で訪れ、風の強い日や濡れた岩場では無理に先へ進まない方が安心です。
「以前、来た時は東尋坊の景観だけは、印象に残っていますが?他には、注意が行かなかったですね。ただ〰甘えびがいつも食べているものより、大きくて立派だったのは、おぼえてました。」
東尋坊商店街|浜焼きと海鮮を楽しむ

断崖だけではなく、東尋坊で楽しみにしたいのが商店街です。
海へ向かう通りには飲食店や土産店が並び、イカや貝などを焼く浜焼き、海鮮丼、刺身など、日本海側らしい食べ歩きができます。
ここは「有名店を一軒だけ決めて食べる」というより、店先を見ながら歩くのも楽しいところ。
「これ、ちょっと食べてみようか」
そんな一品が見つかったら、浜焼きを一つ。しっかり昼食を取りたければ海鮮丼へ、と使い分けてもいいでしょう。
福井・三国周辺で忘れたくないのが甘えびです。
現地で海鮮を楽しんで、「家でももう一度食べたい」と思った人なら、福井県産の甘えびを取り寄せるという楽しみ方もできます。
ここは旅先で無理に大きなお土産を持ち歩かなくてもいいところ。現地では現地の味を楽しみ、気に入った海の幸だけ後から自宅へ、という選び方もできます。
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甘いものが欲しくなったら、シュークリームやソフトクリームなどを途中に挟む程度でも十分です。
土産では、福井らしいもみわかめなども見つかります。
海鮮、甘いもの、海産物の土産。
東尋坊商店街は、断崖を見る前後に立ち寄るだけでも、旅の雰囲気を少し変えてくれます。

遊覧船と雄島|今度は海側から東尋坊を見る

陸から断崖を見たら、時間が合えば遊覧船も面白い選択です。
東尋坊観光遊覧船は約30分。陸の上から見下ろしていた岩壁を、今度は海側から見上げます。
同じ東尋坊でも、視点が上下逆になるだけで景色はかなり変わります。
遊覧船は天候や海況によって欠航や乗り場変更があるため、当日に運航状況を確認してから予定へ入れるのが安心です。
そして、もう少し歩きたいなら雄島へ。
赤い雄島橋を渡った先には自然が残り、島を一周する散策路もあります。東尋坊のにぎわいとは少し違い、海と森の中を歩く時間になります。
断崖、波、船、赤い橋。
このあたりは「写真を一枚撮って終わり」というより、歩きながら景色が変わっていく場所です。
旅行や街歩きを動画でも残したい人なら、小型カメラとの相性もいいでしょう。
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機材を増やすことより、歩きながらすぐ撮れることを優先したい場所です。
三国湊|最後はレトロな港町を歩く

東尋坊からもう少し足を延ばすなら、三国湊までつなげてみましょう。
三国湊は、江戸から明治にかけて北前船交易で栄えた町です。
今も格子戸の町家や商家などが残り、東尋坊とはまったく違った景色の中を歩けます。
東尋坊では海と岩。
雄島では自然。
そして三国湊では町並み。
同じ坂井市周辺でも、少し移動するだけで旅の表情が変わります。
ワダログで商店街や古い町並みを歩いてきた人なら、むしろここは外したくないところです。
派手な観光施設を次々に回るというより、古い建物を見ながら通りを歩き、気になる場所で足を止める。
東尋坊の迫力を見たあとだからこそ、この静かな町歩きがちょうどよく感じられます。
まとめ|三国湊|最後はレトロな港町を歩く
東尋坊へ行くなら、断崖だけを見て帰る旅にしなくても大丈夫です。
東尋坊の断崖を見る。
商店街で海鮮を楽しむ。
遊覧船や雄島で海をもう一度見る。
最後は三国湊を歩く。
これだけでも、ひとつの旅としてかなりまとまります。
時間に余裕があれば、周辺で1泊するのもいいでしょう。芦原温泉駅から東尋坊へはバスで約40分なので、あわら温泉を宿泊拠点にする方法もあります。
→ 東尋坊・あわら温泉周辺の宿を探す【じゃらん】
東尋坊は「断崖絶壁を見る場所」と思って訪れても、帰るころには海鮮や港町の方まで印象に残っているかもしれません。
崖だけ見て帰るつもりが、気づけば海沿いを一日歩いていた。
それくらいが、東尋坊のちょうどいい楽しみ方です。
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ライターについて 街の地層とレトロな風景を記録する街歩きライター。日々の散歩で感じた空気感を記事にしています。 プロフィール・活動実績はこち
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