弘前の街歩き1泊2日|虹のマートのイガメンチと土手町商店街・道の駅を巡る旅

弘前観光1泊2日モデルコース|虹のマートのイガメンチと土手町商店街・道の駅を巡る旅

弘前といえば、弘前城や春の桜を思い浮かべる人も多いでしょう。

けれども、弘前には、観光名所を巡るだけでは見えてこない楽しみ方があります。

弘前駅近くの「虹のマート」で津軽の名物惣菜を探し、歴史ある土手町商店街では、古い建物や個性ある店を見ながら街歩き。少し足を延ばせば、津軽の手仕事や地元のリンゴ、農産物にも出会えます。

今回紹介するのは、市場で食べて、商店街を歩き、道の駅で買い物を楽しむ弘前の1泊2日プランです。

弘前城だけでは終わらない、町そのものを楽しむ旅に出かけてみませんか。

GoogleMapで(弘前 土手町商店街)の場所を確認

商店街・道の駅の景観と歴史

土手町商店街(下土手町〜中土手町)

弘前・土手町商店街の歴史ある建物と歩道を歩く人々のイメージ画像

弘前城の城下町が整備された際、職人や商人が集められて誕生したのが「土手町(どてまち)」の始まりです。明治から大正にかけては最新のトレンドが集まるモダンな街として栄え、現在もレトロな看板建築や洋風の佇まいが街角に溶け込んでいます。表通りの賑やかさから一歩裏路地へ足を踏み入れると、昭和の面影を残す小路や個性派ショップが顔を出し、探検心をくすぐります。

虹のマート(弘前駅前生鮮市場)

弘前駅前の虹のマートで鮮魚や惣菜、リンゴを買い求める人々のイメージ画像

昭和31年の創業以来、「津軽の台所」として市民の食生活を支え続けているのが、弘前駅近くにある対面販売スタイルの生鮮市場「虹のマート」です。約50の専門店がギッシリと軒を連ね、新鮮な魚介、手作りの惣菜、自家製の漬物がずらりと並びます。「これ、揚げたてだよ!食べていきな!」と元気な声が飛び交う店内は、歩くだけで元気がもらえる温かい熱気に包まれています。

道の駅 ひろさき(サンフェスタいしかわ)

弘前のリンゴが並ぶ道の駅ひろさき・サンフェスタいしかわのイメージ画像

弘前市南部の国道7号沿いに位置する「道の駅 ひろさき(サンフェスタいしかわ)」は、津軽平野の豊かな恵みが一堂に会する一大ローカルスポットです。周囲を見渡せば広大なリンゴ畑が広がり、館内の直売所には地元農家が丹精込めて育てた朝採れ野菜や旬のリンゴが山積みされています。地元のお母さんたちが手作りした郷土料理や加工品がズラリと並び、ひっきりなしに訪れる地元客と観光客で活気に満ち溢れています。

B級グルメ&地場カルチャー

【グルメ】イガメンチ(虹のマート内「オギノ惣菜店」)

津軽名物イガメンチの揚げたてをトングで取り上げる様子のイメージ画像

津軽の家庭で愛され続けるソウルフード「イガメンチ」。刻んだイカの足(ゲソ)と季節の野菜を小麦粉と合わせ、油で香ばしく揚げ焼きにした一品です。「オギノ惣菜店」の揚げたてイガメンチは、外はサクッ、中はモチッとした食感で、イカの旨味が口いっぱいに広がります。お店のおばちゃんから紙包みを受け取り、アツアツをその場で頬張る立ち食いが最高のごちそうです。

【グルメ】手作りアップルパイ&農家直売ソフト(「開雲堂」&「道の駅ひろさき」)

弘前のリンゴを使ったアップルパイと道の駅のソフトクリームのイメージ画像

リンゴの生産量日本一を誇る弘前だからこそ味わえる名物スイーツ。土手町の老舗「開雲堂」では、サクサクのパイ生地と甘酸っぱい地元産リンゴが絶妙な本格アップルパイをテイクアウト。また、「道の駅ひろさき」では濃厚な地元産リンゴ果汁を使った「津軽りんごソフトクリーム」や、農家直送の絞りたてアップルジュースを飲み比べできる、甘い香ばしさに包まれる食べ歩きが楽しめます。

【カルチャー】アメリカンヴィンテージ古着(土手町裏通り「Garage」など)

弘前の古着探しをイメージした、ヴィンテージデニムを楽しそうに選ぶ男性

土手町商店街の裏路地は、知る人ぞ知る古着のスポット。オーナーのこだわりが光るセレクトショップ「Garage」などの店内には、アメリカから買い付けた質の高いヴィンテージデニムやレザージャケット、ミリタリーアイテムが所狭しと並びます。店主との会話を楽しみながら、自分だけの1着を掘り出す(ディグる)至福の時間を過ごせます。

▶古着を探しながら商店街を歩く楽しさは、東京・高円寺にもあります。

高円寺ルック商店街ガイド|古着の聖地で楽しむ散策ルートとカフェ・グルメ

【カルチャー】津軽こぎん刺し・あけびかご・道の駅の竹工芸(「宮本工芸」&「道の駅ひろさき」)

津軽こぎん刺しの小物とあけびかご、竹細工を並べた伝統工芸品のイメージ画像

厳しい冬を過ごす農家の女性たちが生み出した伝統刺繍「津軽こぎん刺し」や、職人が手作業で編み上げる「あけびかご」。「宮本工芸」で職人の技に触れられるほか、「道の駅ひろさき」の工芸品コーナーでも、地元の職人が手掛けた竹細工や木工品、素朴な味わいの手作り農産加工品が並び、津軽のあたたかな手仕事文化をお土産として持ち帰ることができます。

1泊2日モデルスケジュール

【移動のポイント】

弘前駅・虹のマート・土手町商店街・弘前公園は徒歩や「100円バス」でコンパクトに回れる徒歩圏内です。2日目の「道の駅ひろさき」は駅周辺から南へ車で約15分(または弘南鉄道石川駅から徒歩約10分)の位置にあるため、路線バス・タクシー・レンタカーの利用がスムーズです。

時間行程・スポット移動手段・詳細公式案内
【1日目】
11:00弘前駅 到着徒歩約5分で最初の目的地「虹のマート」へ。—
11:30虹のマートで立ち食い「オギノ惣菜店」でイガメンチを購入。熱々を市場内で味わう!虹のマート 公式
13:00土手町商店街へ移動・散策徒歩約15分(または「土手町循環100円バス」で約8分)。裏路地の古着屋「Garage」などを探索。

100円バス案内 (弘南バス)

土手町商店街 (弘前感交劇場)

15:30開雲堂でアップルパイ購入徒歩すぐ。明治元年の老舗でテイクアウトし、ベンチでひと休み。開雲堂 (弘前観光コンベンション協会)
17:00弘前市内ホテルにチェックイン徒歩またはバスで宿へ。夜は城下町の居酒屋へ繰り出す。—
【2日目】
09:30宮本工芸・手仕事巡り徒歩または100円バスで移動。あけびかごやこぎん刺し小物を吟味。宮本工芸 (青森県観光情報)
12:00道の駅 ひろさき サンフェスタいしかわ市内から車・タクシーで約15分(または弘南鉄道大鰐線「石川駅」徒歩10分)。地元のリンゴや農家直売品を買い物。道の駅ひろさき (国土交通省 東北地方整備局)
13:00道の駅でランチ&買い出し直売所のお手頃な郷土惣菜やりんごソフト、手作り加工品をテイクアウトして満足ランチ!—
15:00弘前駅へ移動・帰路タクシーまたは電車で弘前駅へ戻り、帰路へ。—

宿泊導線

弘前の街歩き旅行で利用するホテルの客室と岩木山を望む風景のイメージ画像

弘前散策の拠点には、土手町商店街や弘前公園へ徒歩でアクセスできる立地のホテルが最適です。

  • ドーミーイン弘前 公式サイト土手町商店街のすぐ近くに位置し、街歩きの拠点に抜群。天然温泉大浴場と、朝食で味わえる小鉢料理やご当地メニューが人気です。
  • アートホテル弘前シティ 公式サイト弘前駅目の前に位置し、虹のマートや交通機関へのアクセスが非常にスムーズ。清潔で快適な客室は、1日の散策の疲れをゆっくり癒やしてくれます。

夕食後は、夜の土手町や城下町の居酒屋へふらりと飲みに出かけるのにも非常に便利なロケーションです。

まとめ

弘前城と桜を背景に、弘前名産のリンゴとアップルパイを楽しむ旅のイメージ画像

昭和の温かみが残る「虹のマート」で味わう出来立てイガメンチの湯気と、おばちゃんたちの弾ける笑顔。土手町の裏路地に佇む古着店、そして「道の駅ひろさき」を彩るもぎたてリンゴと津軽の手仕事。弘前の街には、観光写真だけでは伝えきれないローカルな熱気と人の温もりが溢れています。

次の休日は、お腹も心も満たされる弘前ローカル旅へ、あなたも出かけてみませんか。

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駅を降りて商店街へ入り、気になる店をのぞきながら歩く。名物を食べたり、少し脇道へ入ったりすると、有名観光地だけでは分からない町の面白さが見えてきます。

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ライターについて 街の地層とレトロな風景を記録する街歩きライター。日々の散歩で感じた空気感を記事にしています。 プロフィール・活動実績はこちら

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