
GoogleMapで(伊勢志摩・エバーグレーズ)の場所を確認は→こちら
1日目は、伊勢神宮・内宮から始めます。
宇治橋を渡ると、それまで聞こえていた車や人通りの音が少し遠くなります。大きな木々に囲まれた参道は、観光地というより、自然の中をゆっくり歩く場所に近い雰囲気です。
「思ったより、かなり歩くね」
「でも、朝は気持ちいいかも」
旅行では次の予定や時間が気になりますが、ここでは急いで先へ進む必要はありません。五十鈴川の御手洗場に立ち寄り、正宮へ向かって歩くだけでも、伊勢へ来た実感が少しずつ強くなります。
内宮の公式モデルコースは、代表的な場所をめぐる約60分のコースと、もう少し丁寧に歩く約90分のコースが紹介されています。おかげ横丁や午後の移動も考えるなら、午前中に参拝するのが動きやすいでしょう。
開門時間は季節によって異なるため、早朝に訪れる場合は事前確認が必要です。また、伊勢神宮では外宮から内宮の順に参拝する習わしもあります。時間に余裕があれば、外宮から旅を始める回り方もできます。
ここで旅の感想を無理に言葉にしなくても大丈夫です。
静かな参道を一緒に歩いたことが、午後から始まる賑やかな時間との、ちょうどよい対比になります。
おはらい町・おかげ横丁|参拝のあとは少し寄り道

内宮の宇治橋前から続く通りが「おはらい町」です。そのおはらい町の中ほどにある一角が「おかげ横丁」。すべてをまとめておかげ横丁と呼びたくなりますが、実際には分けて考えると歩き方が分かりやすくなります。
宇治橋からおかげ横丁までは、徒歩で約5分です。
通りには伊勢うどん、赤福、てこね寿司など、伊勢らしい食べ物を扱う店が並んでいます。昼食を一軒でしっかり食べる方法もありますが、気になったものを少しずつ選ぶ歩き方も似合います。
「さっき朝ごはんを食べたよね?」
「これは食事じゃなくて、味見だから」
参拝中は静かだった会話も、店先をのぞき始めると少しずつ賑やかになります。
ただし、目についた店へ次々に入っていると、思った以上に時間が過ぎます。午後は伊勢志摩エバーグレイズへ移動するため、食べたいものを二つか三つに絞っておくと安心です。
混雑する休日は、昼食時間を少しずらす方法もあります。おかげ横丁の公式サイトでは、店舗情報だけでなく現地の混雑状況も確認できます。出発前だけでなく、内宮を出たところでも一度確認しておくとよいでしょう。
おはらい町とおかげ横丁は、参拝後の「付け足し」ではありません。
静かに歩く時間から、家族や夫婦で気になるものを探す時間へ。ここが、この1泊2日の空気を切り替える場所です。
伊勢志摩エバーグレイズ|泊まる場所がそのまま遊び場

おはらい町を出たら、志摩市の伊勢志摩エバーグレイズへ向かいます。
施設へ到着すると、伊勢神宮周辺とは景色が一変します。水辺に並ぶキャビンやテント、バーベキューを楽しめる屋外空間。ここでは宿泊施設へ「戻る」のではなく、到着したところから次の遊びが始まります。
伊勢志摩エバーグレイズには、グランピングやキャビン、テントサイトなど複数の宿泊タイプがあります。水辺の景色や設備も異なるため、人数と過ごし方を決めてから選ぶのがポイントです。
カヌーに乗ると、大人のほうが本気になる

水辺の客室には、カヌーが付いたタイプもあります。
部屋の近くから水上へ出られるため、大がかりなレジャーというより、「少し乗ってみようか」という感覚で始められるのが魅力です。
最初は、パドルの向きや左右の動きがうまく合わないかもしれません。
「そっちばかり漕ぐから、回ってない?」
「今度は右。いや、やっぱり左」
岸から見ていたときには簡単そうだったのに、乗ってみるとなかなか思いどおりに進みません。それでも少しずつ息が合い、水面をまっすぐ進めた瞬間は、素直にうれしくなります。
一周して戻ってきたところで、もう十分と思うはずでした。
「もう一回だけ行ってみる?」
その一言を口にするのが大人のほうでも、不思議ではありません。
なお、カヌーはすべての宿泊施設に付いているわけではありません。予約画面で、希望する客室の設備と利用条件を確認しておきましょう。天候や水面の状態によって利用できない場合もあります。
バーベキューの準備も旅の一部になる

夕食は、屋外で楽しむバーベキューがよく似合います。
食材を持ち込む方法もありますが、移動の多い1泊2日では、現地で用意される食材やプランを利用すると荷物を減らせます。何を焼くか、どの順番で食べるか。そんな相談まで旅の時間になります。
「まだ焼けてないんじゃない?」
「さっきから、それを三回言ってるよ」
上手に作ることより、みんなで火を囲むことが主役です。
日が落ちると、水辺の景色も昼間とは違って見えます。イベントや焚き火を楽しめる日もありますが、内容は季節や宿泊日によって変わります。予約時には客室だけでなく、当日のイベント情報も一緒に見ておきましょう。
宿泊先は「何をして過ごすか」で選ぶ

伊勢志摩エバーグレイズでは、設備が充実したグランピングから、アウトドア感の強いキャビンやテントサイトまで選択肢があります。
価格だけで決めるより、次の点を比べると選びやすくなります。
- カヌーを利用したいか
- バーベキュー設備が必要か
- ベッドやトイレなど、室内設備をどこまで求めるか
- 小さな子どもと一緒でも過ごしやすいか
- 翌日の鳥羽方面へ何時ごろ出発するか
アウトドアに慣れていない場合は、最初から設備の整ったタイプを選ぶ方法もあります。無理に不便を楽しもうとせず、家族全員が落ち着いて過ごせることを優先したほうが、夜まで旅を楽しめます。
▼ここで、便利で動きやすい拠点を探す。
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2日目は鳥羽水族館|最後まで大人も夢中になる

2日目は朝食を済ませ、鳥羽水族館へ向かいます。
前日にカヌーやバーベキューを楽しんでいるため、朝から予定を詰め込みすぎないのがポイントです。鳥羽水族館をこの旅の最後に置けば、天候に左右されにくく、自分たちのペースで館内を回れます。
鳥羽水族館の通常営業時間は9時30分から17時までで、最終入館は16時です。大型連休や夏休みなどは営業時間が変わる場合があります。鳥羽駅からは徒歩約10分なので、車を使わない旅行でも立ち寄りやすい場所です。
館内へ入ったら、最初から順番どおりに急いで回る必要はありません。気になる生きものがいたら、そこで少し長く立ち止まるくらいがちょうどよいでしょう。
「次へ行かなくていいの?」
「もう少しだけ、ここを見ていたい」
昨日のカヌーと同じように、大人が夢中になる場面は突然やってきます。
ラッコなど人気の生きものは、観覧場所や時間帯によって混雑する可能性があります。館内イベントや展示状況は変わるため、当日の公式案内を確認してから回り方を決めるのがおすすめです。
子どものために立ち寄ったつもりが、最後まで水槽の前に残っているのは大人だった。そんな少し意外な終わり方も、この旅にはよく似合います。
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まとめ|観光するだけでは終わらない伊勢志摩の1泊2日
伊勢神宮・おかげ横丁・伊勢志摩エバーグレイズ・鳥羽水族館をめぐる1泊2日は、静かな参拝と外遊びの両方を楽しめる旅です。
1日目は伊勢神宮を参拝し、おはらい町とおかげ横丁を散策。その後はエバーグレイズへ移動し、カヌーやバーベキューを楽しみます。2日目は鳥羽水族館で、気になる生きものを自分たちのペースで見て回ります。
すべての観光地を効率よく回ることより、場所ごとの過ごし方を変えることが、このコースの面白さです。
伊勢神宮では静かに歩き、おかげ横丁では寄り道を楽しむ。エバーグレイズでは大人も本気で遊び、鳥羽水族館では時間を忘れて水槽を眺める。
「子どもが喜ぶと思って選んだのに、大人のほうが楽しんでいたね」
帰り道でそんな会話が出たなら、この1泊2日は成功です。
大人も、ちゃんと遊べる伊勢志摩へ。観光するだけでは終わらない旅を計画してみてはいかがでしょうか。
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