体験

子安・生麦・国道駅。水辺に寄り添う「昭和の地層」を、一日かけて歩きつくす

京急線・子安駅から生麦、国道駅まで。運河沿いの暮らし、魚河岸の活気、穴子天丼や角打ちを楽しむ半日散歩。名所は少ないが、生活の近さが心地いい横浜下町ルートを紹介します。
旅行

大洗のシラスはなぜ最強か。深夜2時、氷の魔術師が仕掛ける1秒の鮮度

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】茨城県・大洗港。週末には多くの家族連れや観光客で賑わうこの港町には、一般の人が決して目にすることのない「もう一つの顔」があります。それは、深夜2時の暗闇の中で行われる、命がけの「鮮度リレー」です。ター...
旅行

御前崎の魚はなぜ旨いのか。1秒単位で鮮度が決まる、漁港の秘密を公開

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「ねぇ、知ってる? 今日食べたお刺身、なんだかいつもと全然違うんだけど!」そんな会話から始まる、ちょっと不思議な海の冒険へご案内します。舞台は、静岡県の南端に突き出した**「御前崎(おまえざき)」**...
旅行

安曇野に惹かれる理由:ただ歩くだけじゃもったいない。心安らぐ風景を「独り占め」する賢い歩き方

「あそこはいい」「空気が違う」。私の周りで安曇野を語る人たちは、決まって少し遠い目をする。正直なところ、山と田んぼが広がるこの土地に、それほど劇的な何かがあるとは思っていなかった。「観光パンフレットに載っている以上のことはないのではないか?...
旅行

志賀高原から権堂へ。夏の涼しさと街の温もりが混ざるコントラスト旅

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「湿気や都会の暑さから、ちょっとだけ距離を置きたいな」……そう思ったとき、私はふと、夏の志賀高原へと足を向けたくなります。標高2000メートルの高原に吹き抜ける、あの凛とした爽やかな風。湿気のない空気...
旅行

黒部峡谷の「命の線路」。トロッコの先にある、観光客が知らない絶景

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「おい、ちょっとこの風を感じてみな。…いい涼しさだろう?黒部峡谷のトロッコ。観光客にとっては最高のアトラクションだが、俺がここへ来るたびについ教えたくなる『秘密』がある。実はな、俺たちが今こうして涼ん...
体験

穂高の冷気と、その先にある「プレゼント」――上高地という厳しくも美しい目的地

上高地を「きれいな場所」と一言で片付けるのは、少し違う気がする。穂高から川面を滑り降りてくる冷気は、時に肌を突き刺し、指先をかじかませ、震えすら止まらなくさせる。その厳しさを身体で受け止めた者だけが辿り着ける、特別な目的地。「もう二度と来る...
旅行

会津・大内宿の冬旅。小野川の岩魚と伝統が息づく宿場の歩き方

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】大内宿の冬、街道の喧騒を離れてすぐ脇の小野川へ向かう。雪が残る川辺で岩魚を追う時間は、観光ではなく、ただ静かに土地の気配を味わうためのものだ。宿に戻れば、最初のお膳には12種類の小皿が並ぶ。それは会津...
体験

久留里、自噴する名水と酒蔵の香りが織りなす、千葉の秘境なる日常。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「名水」という言葉から、多くの人は整備された観光地や湧き水を汲むための行列を想像するかもしれない。だが、千葉県君津市・久留里の地には、そんな言葉の範疇を軽々と超えた、ある種の「過剰なまでの潤い」がある...
体験

北杜・白州の名水とウイスキー。尾白川の自然に癒やされる大人の休日

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】中野や高円寺で愛した「街の体温」を、今回は少しだけ山奥へ持ち込んでみる。山梨・北杜市。ここはただの自然豊かな場所ではない。日本屈指の名水が、ウイスキーという名の「時の記憶」を育み、静寂の中で大地のエネ...
旅行

「【水戸】下市商店街で見つけた、那珂川の鉄橋と歴史ある景色。知る人ぞ知る街歩きガイド」

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】那珂川の広大な空の下、寿橋(ことぶきばし)から望む鉄橋の風景は、水戸の隠れたダイナミズムです。千波湖の静寂とは対照的な「動」の気配が、ここにはあります。歴史的な備前堀の水の流れと、生活感が息づく「ハミ...
旅行

塩原温泉で心解ける散歩。塩原温泉の緊張感と、門前商店街の温もりを歩く。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】七ツ岩吊橋。 足元の網目から覗くのは、箒川の深い淵。 その恐ろしさに、私たちはひどく滑稽なほど必死に顔を強張らせ、言葉少なに足を進めた。橋の上で手を取り合うわけでもないけれど、明らかに私たちの間には「...
体験

佐野|名水が育む「弁天池」の透明な青と、絶品ラーメンを巡る旅

栃木県佐野に降り立つと、まずはその水の透明度に足が止まる。 日本名水百選「出流原弁天池」の、底まで透き通る奇跡のような青。 そこに浮かぶ「磯山弁財天」の朱色が、鏡のような水面に重なり合う景色ときたら、もう言葉を失うレベルだ。 水が豊かな場所...
レトロ商店街

秦野「地下の海」に浮かぶ坂道の商店街。丹沢の恵みと、名水に浸る静かな生活の断片

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】丹沢の山懐に抱かれた秦野の街は、歩くたびに足元から水の気配が伝わってくる。駅を降りれば、そこは富士の伏流水が街の血管を巡る「地下の海」のような場所だ。急な坂道を登りきった先に見える、変わらない商店街の...
旅行

身延の歴史を刻む。富士川の奔流と町並みが織りなす、ゆったりとした時間の巡り方

GoogleMapで(身延・下部温泉)の確認は→こちら【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】— 山間のへき地と勘違いしていた夫婦が、門前町の完成度に言葉を失った話 —車窓からの風景は、時速60キロという速度で自動的に編集されていく。私たち...
旅行

日光門前町を歩く。大谷川のせせらぎと水の恵みが繋ぐ、商店街という名の散策記

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】日光と聞くと、誰もが華厳の滝や東照宮のような「記号的な日光」を思い浮かべるだろう。でも、私にとってこの街は、もっと身体に近いところにある。橋の上で感じる川の音、土地の流儀で味わう食、そして路地裏に漂う...
体験

川崎大師・仲見世通り。江戸から続く「トントコ飴」の音と、葛餅の味を辿る散策記

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】カメラを片手に街を歩いていると、ふと色彩の鮮やかさに足を止める瞬間があります。ここ川崎大師の仲見世通りは、まさにそんな「ファインダー越しに飛び込んでくる色」で満ちた場所。両脇にずらりと並ぶ真っ赤なだる...
体験

【散策・再発見】岩魚の匂いを知る者が、下山後の商店街で出会った「究極のリーズナブル」

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】午前4時30分。飯能駅前の冷たいアスファルトに降り立つと、まだ街は深い眠りの中にあります。私の傍らには、多くを語らない達人が一人。これから向かうのは、地図上ではただの線に過ぎない、名前も載っていない沢...
旅行

鉄人の足元で、街は更新され続ける。新長田・大正筋商店街の「現在地」を歩く

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】これ、どこかの異国だと思いますか? 実は、私たちがよく知る「商店街」の今の姿なんです。巨大な鉄人28号の足元で、当たり前のようにノートPCを広げて作業する人がいて、そのすぐ隣ではスパイスの香りを漂わせ...
旅行

絶景の先にある『生存戦略』。新阿蘇大橋が繋いだ、火山と人と選択の物語

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】2016年のあの日、失われてしまった風景。それが5年の歳月を経て、以前よりも力強く、そして目を見張るほど美しくなって帰ってきました。新阿蘇大橋を初めて目にしたとき、その真っ白な曲線が阿蘇の深い緑を貫く...
体験

夜の赤提灯に、街の鼓動が響く。大船渡「キャッセン」で出会う、港町の新しい日常

慌ただしく流れる日常の中で、少し立ち止まって周囲を見渡してみると、普段は見過ごしている小さな変化や、そこにある確かな手触りに気づくことがあります。派手な出来事ではありませんが、そうした日々の積み重ねの中にこそ、私たちが大切にすべき物事の本質...
レトロ商店街

石巻・川の街を歩く。震災復旧の先にある、この街の「商魂」とまちづくりの記録

堤防という名の『街の意志』。石巻が選んだ第3の道【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「ハハハ、石巻の駅を降りて川べりに向かうと、まず驚くはずですよ。『あれ、堤防はどこ?』ってね。普通、震災後の街歩きといったら、高いコンクリートの壁を横目...
レトロ商店街

女川の再生を訪ねて。大人の休息にふさわしい、海の街が持つ「懐の深さ」

「いやぁ、参りましたよ。駅のホームに降り立った瞬間、思わず独り言が出ちゃいました。格好いいなぁ、って。」今回の目的地は、宮城県女川町。東日本大震災で甚大な被害を受けたこの街は、今、日本で最も「風通しのいい場所」かもしれません。悲しみを乗り越...
レトロ商店街

熱海銀座商店街|干物とネオンが同居する場所。温泉街の「今」を歩く

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】あの日の熱海、覚えていますか?「ねえ、皆さんは最後に熱海を歩いたのはいつですか?ひょっとすると、新幹線から溢れ出した団体さんが、お揃いの浴衣でネオンの下をガヤガヤ歩く……そんな『狂騒』のイメージで止ま...
体験

倉敷・美観地区|白壁の蔵が守ってきたもの。その「歴史の凄み」を歩く

「いやあ、やっぱりここに来ると空気が変わりますね。」倉敷川の畔に立つと、まずその「白」の密度に圧倒されます。柳の緑が揺れる中、整然と並ぶ白壁の蔵。しかし、多くの人が足を止めるこの川沿いだけが、倉敷の「凄み」ではありません。今日は、観光ポスタ...
旅行

会津・七日町通り|蒔絵の金粉と大正の窓に触れる「本物の豊かさ」

「東北の米どころ」と聞いて、皆さんはどんな風景を思い浮かべますか? 一面に広がる黄金色の田んぼ、素朴な農村……。もちろんそれも正解ですが、福島県・会津若松の「七日町(なぬかまち)通り」を歩くと、その想像は心地よく裏切られることになります。こ...
旅行

三崎下町商店街|錆びた看板と「うらり」で感じる、漁師町の今。初めてでも迷わない、三崎の歩き方

三浦半島の先端、三崎港。ここには、潮風に焼かれた鉄の匂いと、何十年も変わらない路地裏の静寂があります。しかし今、その静かな街に新しい「熱気」が混じり始めています。今回は、古い漁師町の矜持を守りつつ、驚くべき進化を遂げている三崎の「今」を歩き...
旅行

冬の村上、黒塀の路地を抜けて。軒下に揺れる塩引き鮭と、受け継がれる百種の知恵

三面川を遡る鮭の音、冷たく張り詰めた冬の空気。 「鮭の魂が宿る街」村上。 1,000匹の鮭が吊るされた圧倒的な日常と、夜の帳に浮かび上がる黒塀の美学。この街で出会った、命を慈しむ「百種の知恵」を綴ります。【全国レトロ都市調査の全リストはこち...
レトロ商店街

富岡・仲町通りを歩く。世界遺産のすぐ傍らで、レトロな商店街と「ホルモン揚げ」を味わう

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「ねえ、知ってた? ここはかつて、日本で一番『未来』に近い場所だったんだよ。」群馬県富岡市。赤いレンガが美しく並ぶ「富岡製糸場」の正門を背に、ゆるやかな坂道を下ると、そこには不思議なほど懐かしく、そし...
旅行

中山道・奈良井宿|1kmの宿場町で味わう、江戸の暮らしと静かな街歩き

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「ねえ、見て。あんなに長い街道なのに、どこか家の中にいるみたいに落ち着くわね。」長野県塩尻市。木曽路の核心部・奈良井宿。ここは、1kmにわたって江戸の面影が続く場所ですが、決して「硬い博物館」ではあり...
レトロ商店街

前橋・中央通り商店街|「地層」を歩く街歩き。糸の記憶と未来の笑顔へ。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「ねえ、この天井の高さ……空気がすごく軽やかに感じるわね!」JR前橋駅から歩いて10分。そこにあるのは、かつて世界を席巻した「生糸の街」の巨大なシンボルです。ドームから降り注ぐ光は、過去の栄光を照らす...
レトロ商店街

足利・二丁目通り|石造りの銀行と古民家が並ぶ、時間が混ざり合う街歩き

写真の中にしかないはずの「時間」が、そこでは呼吸をしていた「……ねえ、これ、見てください。写真の中にしかないはずの“あの質感”が、ここでは普通に息をしてるんですよ」かつて東京のどこかにあったはずの景色。僕たちはそれを、いつの間にか「記録」と...
旅行

鋸山を背に、漆黒の「黄金アジ」を追う。金谷・一本釣り漁師の無骨な日常と、飾らない生活の体温。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】千葉県富津市、金谷。東京湾を挟んで久里浜の対岸に位置するこの港町に、きらびやかな観光地の面影を求めてはいけない。 駅に降り立った瞬間に鼻を突く濃厚な磯の香りと、潮風に晒されて錆びついたシャッター。そこ...
レトロ商店街

365段に響く笑い声。愛すべき昭和に出会う街歩き

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】群馬県渋川市、秋名山の東麓に位置する伊香保温泉。そのシンボルである「365段の石段街」は、一歩足を踏み入れた瞬間に、現代のスピード感を忘れさせてくれる不思議な引力を持っています。両側にひしめく土産物屋...
レトロ商店街

江戸の残り香、巴波川のさざめき。栃木市・蔵の街で「商人の町の粋」を撮る

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】食いしん坊(以下、食): 「カメさん、カメさん!見てごらん、この景色。川の両岸に重厚な黒塗りの蔵が並んで、まるでタイムスリップしたみたい!」カメラマン(以下、カ): 「そうだね。ここは栃木市、通称『蔵...
レトロ商店街

餃子の街の、その先へ。宇都宮・ユニオン通りで出会う0.7kmのストリートスナップ

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】食いしん坊(以下、食): 「宇都宮に来たらまずは餃子!……と思って駅前を歩いてたけど、少し離れたところにこんなに真っ直ぐな道があるなんて知らなかったよ。」カメラマン(以下、カ): 「そうだね。ここはユ...
レトロ商店街

いわき・久之浜の潮風商店街|メヒカリと笑顔が行き交う「再生の日常」

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】食いしん坊(以下、食): 「空が広い!それに、この潮風……。いわきの久之浜って、なんだか街全体がキラキラして見えるね。」カメラマン(以下、カ): 「そうだね。ここは一度リセットされたからこそ、新しい感...
レトロ商店街

「1000円で大満足」 十条銀座:なぜこの街は人を惹きつけるのか?惣菜天国の攻略法

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】食いしん坊: 「ねえ、最近どこに行っても値上げばかりでしょ?でも、1,000円札1枚で王様みたいな気分になれる場所があるって噂を聞いたんだけど……」カメラマン: 「はは、それなら十条銀座のことだね。あ...
レトロ商店街

砂町銀座「おかず横丁」で味わう、生活の中のB級グルメ・食べ歩きの原点はここにある。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】「ねぇ、見てくださいこの活気!令和の東京に、まだこんな景色が残っているなんて驚きですよね。」今回ご紹介するのは、江東区にある「砂町銀座商店街」。 ここは観光地として整備された場所ではなく、今もなお、近...
体験

千葉・富津「青混ぜのり」の現場ーー巨大乾燥ライン vs. 職人の「目」 

東京湾の最深部、千葉県富津。 冬の早朝、アクアラインを吹き抜ける冷たい海風が、磯の香りを運んでくる。ここに、11月から3月という限られた期間にしか出会えない「幻の海苔」がある。黒い海苔の中に、鮮やかなエメラルドグリーンの「青のり」が自然に混...
レトロ商店街

昭和の迷宮、六角橋。——戦後ヤミ市の骨格を歩く「ふれあい通り」の現在地

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】駅を降りて、ほんの数分。賑やかな通りを少しだけ外れると、突然、空気が変わる。幅は、人がすれ違うのがやっと。頭上にはトタンと看板が重なり、光は細く、奥へと吸い込まれていく。ここは六角橋商店街の「ふれあい...
旅行

焼津のカツオ加工はここまでやる —— 捨てられる煮汁を「宝」に変える濃縮技術

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】零下60度の凍結から、加工場への「命の搬入」焼津駅を降りて港へ向かうと、潮風に混じって、どこか香ばしい、鰹節を燻したような匂いが鼻をくすぐる。そこにあるのは観光地として整えられた景色ではなく、今も現役...
体験

【大人の社会科見学】春日部の「地下神殿」が守り抜く、地上に息づく昭和の体温

埼玉ののどかな風景のなかに、突如として現れる巨大なコンクリートの壁。それは、私たちが普段意識することのない「街の守り」の最前線です。今回は、首都圏外郭放水路、通称「地下神殿」と、そこが守り続けている春日部の日常を歩きます。江戸川の土手に現れ...
旅行

「いいのはいってるよ!」の一言に救われる。塩釜の朝を彩る、商人と客の温かなリアル。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】朝6時の塩釜港、もうエンジン全開です。 大改修を経てピカピカに磨き上げられた市場を歩くと、ひときわ鮮やかなマグロの赤身が目に飛び込んできます。「お、いいマグロだね!」 「これね、自慢の『ひがしもの』。...
旅行

小名浜港・大人の社会科見学|鋼鉄のインフラと命が静かに交差する場所

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】福島県いわき市、小名浜。かつての震災の記憶を土台に、今この街は日本屈指のパワフルな港湾都市へと進化を遂げています。視界を遮るほど巨大なガントリークレーン(通称:キリン)の群れと、その足元に広がる全面ガ...
体験

京浜運河、モノレールの真下へ。流通センターの足元を船で進む、都市の構造と生活の交差点

普段、私たちは都市を「上」から、あるいは「横」から眺めています。地面を踏みしめ、ビルの合間を縫い、時にはモノレールに乗って空から街を見下ろす。それが当たり前の日常です。しかし、もしその視点を「下」から、それも水面ギリギリの高さまで下げてみた...
レトロ商店街

スマホを捨てて歩く、23区内唯一の「天然冷気」と「石畳」の記録

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】神奈川県相模原市、国道413号線を走っていると、突如として風景が「巨大な壁」に遮られる。相模川を堰き止める城山ダムだ。驚くべきは、そのダムの天端そのものが国道として機能し、大型トラックが日常的に行き交...
旅行

黄金の穴子と桜舞う復興の海 ―― 相馬・松川浦、春風が運ぶ「希望の鼓動」

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】かつて、この相馬の海には、焚き火の爆ぜる音と、裸足で砂をまさぐればすぐに見つかった大きなハマグリの感触があった。2011年、あの日を境に風景は一変したが、15年という月日を経て、相馬は今、再び力強く息...
体験

水路が運ぶ「白き宝」の記憶。土浦・レンコン航路を往く、水郷の歴史散策

茨城県土浦市。日本第2の広さを誇る霞ヶ浦のほとりに、泥にまみれ、水路を這うように進む「平底船」の姿がある。 一見、時代に取り残された風景のようにも見えるその航路こそが、日本一のレンコン産地を支える現役の物流インフラだ。 なぜ彼らは泥に潜り、...
旅行

奥利根の女王・八木沢ダムに眠る「銀鱗と生活」:水源の地層をあるく。

【全国レトロ都市調査の全リストはこちら】関東2000万人の喉を潤す利根川。その最上流にある八木沢ダム。しかし、その静かな湖面の奥へ一歩踏み込むと、そこは「水の役目」を超えた場所になります。音のない水域、深く沈んだ時間、そしてそこに棲む命。こ...