
GoogleMapで(夢京橋キャスルロード))を確認は→こちら
彦根城から、城下町へ

彦根を歩くなら、やはり最初に目に入るのは彦根城です。
白壁の天守と石垣、堀に囲まれた景色を見ていると、それだけで「城下町へ来た」という気分になります。
ただ、今回面白かったのは、お城そのものだけではありませんでした。
彦根城を出て、そのまま周辺を歩いてみると、飲食店や土産店が並ぶ通りがあり、その先にもいくつもの商店街が続いています。
「ずいぶん商店街が多いね」
「お城の観光客向けに、あとからできたのかな?」
最初はそんなふうにも思います。
ところが町を見ていくと、どうやらそれだけではありません。
彦根は、もともと城を中心に人が暮らし、商いが育ってきた城下町です。
現在の商店街も、昔の町がそのまま残っているわけではありませんが、彦根城を中心に町が広がってきた歴史と無関係ではありません。
そして城を離れ、京橋の方向へ歩いていくと、景色が少しずつ変わってきます。
ここから先は、「彦根城を見る」から「彦根の町を歩く」へ。
なぜ彦根城のまわりには商店街が多いのか
これには、彦根が城下町として発展してきた歴史が関係しています。
城のまわりには武家屋敷だけでなく、町人が暮らす場所もつくられ、人や物が行き交うところには自然と商いが生まれました。
食べ物を扱う店があり、生活に必要なものを売る店があり、人が集まる通りができる。
今でいう「商店街」とまったく同じ形ではありませんが、城を中心に人が集まり、その周囲に商いの町が広がっていったと考えると、現在の彦根の町並みも少し違って見えてきます。
「なるほど。だから城の外へ出ても、町が続いているんだ」
彦根城だけを見て帰ってしまうと気づきにくいのですが、少し歩けば、今度は城下町としての彦根が見えてきます。
そして、その町歩きでまず目を引くのが、夢京橋キャッスルロードです。
夢京橋キャッスルロード|城下町を気ままに歩く

彦根城から京橋を渡ると、町の雰囲気がふっと変わります。
そこから続くのが、夢京橋キャッスルロードです。
白壁に黒い格子、切妻屋根。通りには城下町を思わせる建物が並び、先ほどまで歩いていた彦根城とはまた違った景色が広がります。
とはいっても、ここは建物を眺めるだけの場所ではありません。
飲食店や甘味処、お土産店などが並んでいるので、むしろ気になる店をのぞきながら、ぶらぶら歩くのが楽しい通りです。
「どこから見ようか?」
「別に決めなくてもいいんじゃない?」
そんな歩き方で十分です。
近江牛の文字を見つけて足を止めたり、甘いものが気になって店をのぞいたり。少し先まで歩いてから、また戻ってくるのもいい。
ここでは「何時までに次へ行く」と予定を決めるより、そのとき気になったものを拾いながら歩くくらいが、ちょうどいい。
彦根城を見学していた時間とは違って、ここからは少し肩の力を抜いて、城下町の散策を楽しめます。
白壁と黒格子だけではない、今も楽しめる「城下町の商店街」
夢京橋キャッスルロードの面白さは、江戸時代の町並みを眺めるだけではありません。
通りには飲食店や甘味処、土産店などが並び、古い城下町の雰囲気の中に、今の彦根を楽しめる店が入っています。
つまり、昔の町並みを保存して眺めるだけの場所というより、歩いて、店をのぞいて、食べて、買い物をする商店街です。
彦根城を歩いているときは、どうしても歴史や建物に目が向きます。
ところが京橋を渡ってこちらへ来ると、
「ちょっと、あの店見てみようか」
「こっちにも何かあるよ」
と、旅のテンポが変わってきます。
「見る観光」から「歩いて楽しむ観光」へ変わる。
この切り替わりが、夢京橋キャッスルロードの面白さなのだと思います。

<花しょうぶ通り>
もう少し違った彦根を見てみたいなら、花しょうぶ通りへ足を向けてみるのも面白そうです。
夢京橋キャッスルロードのように、観光地として統一された町並みとは少し違います。古い建物や個性的な店があり、どちらかといえば地元の暮らしに近い商店街です。
「さっきまでとは、ずいぶん雰囲気が違うね」
同じ彦根の城下町でも、一本通りが変わるだけで町の表情も変わります。
きれいに整えられた夢京橋を歩いたあとだからこそ、こうした少し素朴な通りが面白く感じられるのかもしれません。
すべての商店街を回ろうとしなくても大丈夫。気になった道へ曲がってみる。
そんな歩き方ができるのも、彦根の面白さです。
夢京橋だけで終わらない、彦根の商店街歩き
そして彦根で面白いのは、夢京橋キャッスルロードだけがポツンとあるわけではないことです。
その周辺には四番町スクエアがあり、さらに少し視線を広げれば、中央商店街や銀座商店街など、いくつもの商店街や通りがあります。
全部を一日で回る必要はありません。
むしろ、
「今日はこっちへ行ってみよう」
くらいで一本違う通りへ入ってみる。
すると、観光向けに整えられた夢京橋とはまた違った、彦根の普段の町の表情が見えてきます。
だから彦根は、予定表を作って商店街を一つずつ制覇するより、気になった方向へ歩く方が面白い。
城下町として広がった町だからこそ、彦根城の外にも“歩く理由”が残っているのでしょう。
「近江牛・甘味・グルメ」へ

夢京橋キャッスルロードを歩いていると、どうしても気になるのが近江牛です。
しっかり店に入って味わうのもいいのですが、町歩きの途中なら、コロッケや串などを気軽に楽しむのも似合います。
「お昼、どうする?」
「まだ決めなくてもいいんじゃない。何かおいしそうなのがあったら入ろうよ」
今回は、そんな感じで十分です。
そして近江牛だけではありません。
通りを歩けば、和菓子や甘味、お茶、お土産なども目に入ってきます。
近江牛を食べたあとに甘いものを見つければ、ついもう一軒。
「さっき食べたばかりじゃない?」
「これは別でしょう」
旅先では、こういう予定外の寄り道が案外楽しいものです。
彦根の城下町は、最初から食べる店を全部決めてしまうより、歩きながら気になったものを選ぶ。
そんな気楽な楽しみ方がよく似合います。
まとめ|彦根は、予定を決めすぎず歩くのが面白い
彦根というと、どうしても彦根城が最初に思い浮かびます。
けれど実際に城の外へ出てみると、その周りには商店街があり、城下町らしい通りが今の町へと続いています。
夢京橋キャッスルロードを歩いて、気になる店があれば立ち寄る。
近江牛を食べてもいいし、甘味でひと休みしてもいい。
彦根城を見る旅から、城下町に滞在して歩く旅へ
「次はどこへ行く?」
「まだ決めなくてもいいんじゃない?」
彦根では、それくらいの旅がちょうどいいのかもしれません。
1泊2日で楽しんでもいいし、時間があるならもう少し滞在して、今日は歩かなかった通りへ行ってみるのもいい。
予定を詰め込まず、その日の気分で町を歩いてみる。
そんな自由な楽しみ方ができるのも、彦根の魅力だと思います。
*すぐ目の前が「琵琶湖」なので~【琵琶湖】ミシガンクルーズの見どころ・料金・アクセスを徹底解説!周辺の宿泊情報も」の記事をご紹介しておきますね??
是非、ご覧になってください、(すぐ目の前です。)
関連記事
▶︎ 昭和レトロ商店街を歩く
下町の空気を感じる定番コース
夕焼けだんだんから始まる昭和レトロ散歩|谷中銀座商店街
https://wadalog.net/yanaka-ginza/
生活に根ざした食べ歩きの魅力
砂町銀座「おかず横丁」で味わう、B級グルメの原点
https://wadalog.net/sunamachiginza-okazuyokocho/
中央線沿線のレトロ商店街
高円寺純情商店街ガイド
https://wadalog.net/koenji-junjo/
阿佐ヶ谷パールセンター商店街ガイド
https://wadalog.net/asagaya-pearl-center/沿線で広がるレトロ散歩
小田急多摩線を歩く|レトロな街並みと体験で楽しむ沿線さんぽ
https://wadalog.net/odakyu-retro/
▶︎ 大人の社会科見学で広がる街の見方
都市と運河が交差する風景
天王洲アイル・運河沿い散歩
https://wadalog.net/tennousu-airu/
生活と土木が重なる街
王子〜赤羽、土木遺産を歩く
https://wadalog.net/ouji-akabane/
橋に刻まれた歴史と機能美
千住大橋 今昔物語
https://wadalog.net/senju-ohashi-story/異文化と日常が交差する港町
横須賀・汐入を歩く
https://wadalog.net/yokosuka-sioiri/
ライターについて 街の地層とレトロな風景を記録する街歩きライター。日々の散歩で感じた空気感を記事にしています。 プロフィール・活動実績はこちら
「お問い合わせ」

